乳がん・子宮がん検診

乳がん検診

柳原病院健診センターでは、最新鋭のマンモグラフィを導入し、女性技師による撮影と女性医師による視触診を実施しております。足立区乳がん検診をはじめ、マンモグラフィのみの健診も実施しております。
 足立区に限り、混雑する月は水曜日以外で行う場合がございます。お問い合わせ下さい。

  • 柳原病院健診センターでは下記の乳がん検診を行っています。
マンモグラフィ
乳腺エコー
足立区乳がん検診
視触診
乳がん検診

乳がんとは

日本人女性の乳がんは、食生活の欧米化などにより著しく増え続けています。日本人女性の20人に1人が乳がんにかかるといわれ、日本人女性のがん罹患率(病気にかかる割合)の第1位は乳がんです。乳がんは20歳過ぎから認められ、40歳後半から50歳代に最も多く、年齢が上がっても発症率は高いままで、80歳代まで推移していきます。乳がんによる死亡率は日本ではまだ増え続けていますが、欧米では乳がん死亡率は減少しています。それは「マンモグラフィ(乳腺撮影)」による乳がん検診が普及しているからです。
 「マンモグラフィ(乳腺撮影)」が乳がん発見に有効な理由乳がんには、腫瘤(しこり)を形成するタイプと、腫瘤を形成せずがん組織が乳管(母乳を乳首まで運んでいる管)を伝って広がっていくタイプがあります。マンモグラフィは腫瘤(しこり)を形成せず、乳管を伝わっていくがん組織のカルシウム沈着(石灰化)を描出することに優れており、触診ではわからないような小さながんも発見できるのです。
 「マンモグラフィ(乳腺撮影)」撮影の被ばく線量について放射線被ばくが問題になっていますが、マンモグラフィの撮影では放射線(X線)は乳房の範囲しか照射されず、身体に残るようなこともありません。安心して受診して下さい。

マンモグラフィ検診を受けましょう

 「マンモグラフィ(乳腺撮影)」では乳房を片方ずつ2方向から撮影します。撮影する時に強く圧迫して、できるだけ乳房を薄く伸ばします。できるだけ薄くする事で画像は鮮明になり、被ばく線量も薄いほど少なくなります。乳腺は排卵から月経が始まる頃まで、卵巣から分泌される女性ホルモンによって影響を受け、乳房がしばしば硬くなったり痛みを感じたりします。
 閉経前の方がマンモグラフィ検診を受ける場合は、乳房が硬くなったり痛みのない時期の月経開始後1週間くらいが良いといわれています。気になることがなくても定期的に「マンモグラフィ(乳腺撮影)」を受けましょう。
 「乳がん」は早期発見、早期治療すれば、ほとんどが治るがん。 乳がんは、発見されたときの進行度によりその治療成績が左右されます。早期乳がんでは100%に近い生存率が期待できますが、進行がんで発見されると生存率はおよそ50%です。また、早期に発見された場合は乳房を残す乳房温存療法が可能です。すなわち乳がんは早期に発見することがとても大切です。

足立区乳がん検診

足立区乳がん検診は、はじめに足立区へお申込み下さい。受診票が送付されてきます。柳原病院にて検診のご予約後、受診票をお持ちになって柳原病院2階受付へおいで下さい。
 マンモグラフィ撮影後、一次読影を柳原病院、二次読影を足立区医師会で行った後、結果説明を行います。判定まで3~4週間です。
 詳しくは、足立区乳がん検診のページをご覧下さい。

足立区乳がん検診の流れ
足立区乳がん検診の流れ

マンモグラフィ(乳腺撮影)

マンモグラフィ(乳腺撮影)とはX線を使って乳房を撮影する検査で、触っても分からない小さな癌やしこりをつくらない癌でも画像として描出することが可能です。
 検査内容検査は左右の乳房を、片方ずつそれぞれ方向を変えて数回撮影します。撮影では乳房の厚みをできるだけ薄く均等にするために、圧迫板で上下、左右に強くはさんで撮影します。 強い圧迫により乳房が薄く均等になることで画像は鮮明になり、撮影に使われるX線量も少なくなります。乳がんは女性のがん死亡原因の第1位で、女性の30人に一人は乳がんになるといわれています。早期発見・早期治療が治癒率を高めます。
 生理の直前や生理中は乳腺が張ってしこりと間違いやすいので、生理が始まってから1週間後ぐらいに検査するのがよいでしょう。

  • X線を使います
  • 乳房を強く圧迫しますので痛みをともなうことがあります
  • 検査時間は5~15分程度です
  • 自覚しない小さな癌でも画像として描出することが可能です

子宮がん検診

子宮がんには、「子宮頸がん」と「子宮体がん」がありますが、原因も発祥のメカニズムも全く異なるがんです。子宮がんにかかる人は、年間約21,000人で、内訳は子宮頸がんが約10,000人、子宮体がんが約11,000人となっています。

子宮頸がん

子宮頸がんは遺伝などに関係なく、性交経験がある女性なら誰でもなる可能性のある病気です。近年では20代後半から30代に急増、若い女性の発症率が増加傾向にあり、特に症状がなくても、20歳を過ぎたら、2年に1回検診を受けることが勧められています。
 がん細胞の増殖はゆっくりで、正常な細胞が浸潤がんになるのに5〜10年以上かかるといわれています。そのため、定期的に検診を受ければ、がんになる前の段階で見つけることが可能です。

子宮がん検診
HPVヒトパピローマウィルス
足立区子宮がん検診
足立区乳がん検診
足立区子宮頸がん検診サイト

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